こんにちは、アトムビットの川尻です。

 

暑い日が続きますね。

 

先日も、市内大手車載音響機器メーカーA社へアドバイザー派遣で技術支援(専門家派遣)を

 

させていただきました。

 

支援内容は新製品の試作に関わるものでしたが、

 

いろいろお話しをさせていただく中で気づいた点として、

 

3DプリンタやCNCフライスなど3D形状の試作や製作では3DCADを習得する必要性が前提としてあり、

 

3DCADの導入が必要である。

 

しかし3DCADの導入メリットはそもそも視覚確認や解析ソフトによる試作コストの削減なので

 

試作コストを最終的にはゼロにする事である。

 

とすると、試作ではデジタルファブリケーションを活用することが生産性を向上させる方法として

 

有用だというお話しが根底から覆るわけである。

 

改めてふと冷静に、あっそうだそうだ、3DCAD導入メリットは確かにそれだった、

 

3DCADも必要でデジタルファブリケーションも必要だと説くのはダブスタ?になるのかと。

 

(デジタルファブリケーションを説く側とメーカー企業での3ⅮCADの位置付けとして)

 

ただし、3DCADのモニタ上のみで進めることは、現実的には試作カットによる設計ミスが多々あり、

 

現場での試作の必要性重要性という価値は変わらないとも。

 

しかしながら、今回の技術支援においても、

 

デジタルファブリケーションを活用した設計開発段階での試作は間違いなく

 

生産性向上に寄与しておりました。

 

〜支援後のヒアリング〜

 

生産性は向上しましたか?

 

”イエス”との言葉をいただきました。

 

結論

 

3DCADとデジタルファブリケーションを両使いすることが全体最適